電話を切った後も気になって仕方がなかったという。
いても立ってもいられなくなったレイチェルさんは、数時間後に獣医に電話で「猫の鳴き声が気になって…その猫は黒い猫ですか?」と確認した。「片方の後ろ足に白い斑点がありますか?」とも聞いたところ、獣医からの答えはすべて「イエス」だった。
レイチェルさんはトヴィーを引き取りに行く際にバーナビーの写真を持って行き獣医に見せたところ、まさに鳴き声の主がバーナビーだったことが判明したのだ。その場でバーナビーと再会したレイチェルさんは、のちにこう振り返っている。
「もう泣いて泣きまくって、鼻ちょうちんができるほど泣いたわ。だって8か月も会っていなかったから。」
そしてレイチェルさんは3人の子供たちにビデオ電話でバーナビーを見せつつ「見て! 誰だか分かるわよね」と声をかけると、子供たちは嬉しそうに「なんてこと! バーナビーじゃないの! うちの“ファットマン(Fatman)”だ!」と声をあげたそうだ。
以前のバーナビーは少し太り気味で子供たちは「ファットマン(太っちょ)」と呼んでいたが、再会した時のバーナビーはすっかり痩せて被毛も薄くなり、かさぶただらけだったという。しかしレイチェルさんに抱かれると安堵した様子を見せていたそうだ。
ちなみにレイチェルさんはバーナビーが行方不明になる前にマイクロチップを装着させたようだが、「どうも適切に装着されていなかったようです」と話している。
画像は『The Northern Echo 2022年1月18日付「Woman reunited with missing cat after recognising his meow on phone call」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)