どの犬も被毛が伸びきって絡まっており酷い健康状態だったとのこと。何匹かの犬にはマイクロチップが装着されていたが、中に飼い主などの情報は入っていなかった。
RSPCAの検査官ヴィッキー・テイラーさん(Vicki Taylor)は「撮影された映像は本当にショッキングなもので、バンが走り去る時に困惑し悲しむ犬たちの姿を見て胸が張り裂けそうでした」と心境を明かした。
続けて「保護された犬たちはスパニエルやテリアなどのミックス犬で、犬たちの状態から繁殖用に使われていたのだと疑っています。犬たちからは糞尿の臭いがし、ほとんどの犬に皮膚トラブルがあります。ヨークシャー系の犬は、体毛が酷く絡まっていました」と悲惨な犬たちの状況を説明している。
無慈悲に犬を捨て去る男を捉えた映像には、「こんなに心無い人がいるのか」「この男は早く捕まって欲しいね」「こんなことをするなんて間違っているよ」「なんでこんなに残酷なことができるんだろう」などのコメントが相次いだ。
なお無責任に犬を捨てていく恐ろしい光景は過去にも話題になっており、置き去りにした飼い主の車を必死に追う犬や、自分を捨てた飼い主に必死にすがりつく子犬の姿が涙を誘っていた。
画像は『Metro 2022年1月29日付「Shocking moment van driver dumps seven dogs in street before speeding off」(Picture: RSPCA / SWNS)』『The Coventry Observer 2022年1月28日付「VIDEO – RSPCA appeal to find man who dumped seven dogs from a van in Coventry street」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)