「俺は事務所とか関係あらへん、行こ行こ」とビビるを食事の席に誘ってくれたという。さんまだけでなく他の事務所の色んな人に世話になったそうだが、「これが一生続くのかと思うと怖かった」とビビるにとってはしんどい事も多かったようだ。彼の話を聞いていたMCのオードリー・若林正恭(43)は、「相当シビアで、孤独な戦いですね」とビビるの当時の苦労を思いやった。
このどうしても超えられない“吉本の壁”については、ぺこぱ・松陰寺太勇(38)が今年4月のラジオ番組『TOKYO SPEAKEASY』(TOKYO FM)で、同じ事務所の先輩であるメイプル超合金・カズレーザー(37)に相談している。トークが中心のバラエティ番組で、売れていない劇場時代のエピソードとかで結構盛り上がるところには「もう入っていけない」と松陰寺が言うと、「もう無理ですよね、MCが吉本の人だった場合は100%無理」とカズレーザーも同意する。MCがそれを求めているから、まずは先輩の芸人が振ったエピソードがウケて、それに後輩芸人が先輩が知らなかったエピソードをつけたしてさらにウケる。「それは鉄壁のガードというか」「こればっかりは人海戦術なので、どうにもならない」とカズレーザーはとうに諦めている様子である。ただ松陰寺は、無邪気に話に切り込んでいける相方のシュウペイ(34)のパワーに期待し、吉本芸人だらけの番組でも自分達の存在感を示したいとしている。コンビで相方がいればこのような作戦もできるが、ピン芸人のビビる大木は自分だけで何とかしなければならず、相当な努力をしたのだろうと想像できるのだ。
画像2枚目は『中山秀征 2021年11月11日付Instagram「今週もクイズイマジネーターありがとうございました!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)