
バッキンガム宮殿の広報担当者によると「すべての適切なガイドラインに従って行われる」とのことだ。
エリザベス女王をはじめとする王室メンバーは、毎年クリスマスに女王が所有するサンドリンガムの邸宅で過ごすのが伝統となっている。
毎回女王は列車でサンドリンガムに向かい、集まった家族と一緒にクリスマスイブの夕食を共にする。
クリスマス当日の25日には、セント・メアリー・マグダレン教会で行われるクリスマス礼拝に出席するため、王室メンバーが揃って歩くのも恒例だ。
礼拝後には邸宅で家族がクリスマスランチを共にし、食事後にはジェスチャーによる言葉当てクイズ「シャレード・ゲーム」を楽しむそうだ。
通常、女王は父親ジョージ6世の命日である2月6日までサンドリンガムに滞在する。ジョージ6世は1952年、56歳の時にこの邸宅で逝去したが、この時女王は25歳だった。邸宅内ではクリスマスのデコレーションがこの日まで飾られている。
エリザベス女王は10月に医師の助言を受け、しばらく対面式の公務を行わないと発表。健康上の理由から、グラスゴーで開催した「COP26」のレセプションパーティや、ロンドンで開催した「リメンバランス・サンデー」の式典への出席を断念していた。
画像は『The Royal Family 2021年10月14日付Instagram「The Queen, The Prince of Wales and The Duchess of Cornwall attended the Opening of Welsh Parliament, @seneddwales , this morning.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)