エリザベス女王(95)が、ウィンザー城内で対面式の公務に復帰した。女王は腰を痛めたため、現地時間14日にロンドンで開催された戦没者慰霊祭への出席を取りやめたばかりだった。そのため女王の健康状態や今後の公務への影響が懸念されていた。
バッキンガム宮殿の公式Instagram「The Royal Family」が現地時間17日、エリザベス女王がウィンザー城のオークルームでイギリス国防参謀長のニック・カーター将軍と対面する様子を公開した。
花柄のドレスにパールのネックレスを着用した女王は、杖などに頼らずに1人で立ち、向かいに立つカーター将軍と談話している。
エリザベス女王は11月末に引退するカーター将軍に対し、「どちらかと言うと、悲しいですね」と長年勤務した彼の姿が見られなくなる寂しさを伝えた。
将軍は「8年は長かったですね」と答えた後、「実際に私より長く勤務したのは、マウントバッテン卿だったと聞きました。大変驚いています」と述べた。マウントバッテン卿は、女王の亡き夫である故エディンバラ公フィリップ王配の叔父だ。
女王は「おやまあ、本当?」と喜び、「その仕事に慣れてしまえば、続けるのは簡単ですよね?」と尋ねると、将軍は「その通りだと思います。とはいえ、そろそろ潮時が来たと思っているのです」と返していた。
そんな女王の姿に、