病院長のラジェンダ・クマール氏(Rajenda Kumar)も「男性が息を吹き返したのは、奇跡以外のなにものでもありません」と病院側に落ち度はないことを強調している。
しかしマドゥーさんらは怒りが収まらない様子で「スリケシュは医師の怠慢で冷凍庫に入れられ、殺されかけたのですよ」と述べており、法的措置を取ることを示唆した。
スリケシュさんが奇跡的に息を吹き返したのか、それとも医師に過失があったのかは謎のままだが、ムラーダーバードの病院の医師(名前は明かされず)の1人は『Times of India』に「冷凍庫の温度はマイナス12度に保たれていなければなりませんが、遺体安置所の電気の供給には問題があり、電源がついたり切れたりを繰り返していました。患者の命が救われたのはそういった背景があったからでしょう」と明かしており、これが事実であれば男性はよほどの強運の持ち主ということになるだろう。
ちなみに昨年10月にはインドで、遺体用冷凍ケースに20時間入れられた74歳男性が息をしている姿が動画に捉えられた。また2016年には中国で、遺体安置所の冷凍室に入れられたまま15時間放置された新生児が息を吹き返していた。
#Watch: Seven hours after being kept in a #mortuary freezer, UP man came out alive, confounding medical staff.#DeadOrAlive pic.twitter.com/2LXO2ZM4MA
— TOI Bareilly (@TOIBareilly) November 21, 2021
画像は『Indiatimes.com 2021年11月21日付「Dead Man Alive: 40-year-old Comes Back To Life After Spending 7 Hours In A Mortuary Freezer」(TOI)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)