![土の中から手が! 生き埋めにされた赤ちゃん、へその緒が付いたまま発見される(印)<動画あり>](https://japan.techinsight.jp/wp-content/uploads/2023/09/police230914-220x198.jpg)
全て断っているという。謙虚なライアンさんの代わりに、同僚のキャメロン・アベルさん(Cameron Abell)がインタビューに応じた。
「現場での仕事を大切にすることが、私たちの最優先事項です。SNSに投稿された写真のような状況はよくあります。当時現場にいたライアンは事故の後片付けをしていて、子どもが安心できるように時間を割こうと自ら動き出したのです。」
「ライアンは本当に謙虚な人だから、彼にスポットライトを当ててしまったことについて後で怒られるかもしれません。ライアンはあの日、素晴らしい仕事をしましたが、ただ自分の仕事をしただけなのでインタビューを受けたくないと言っています。」
なお今回、ライアンさんが持っていた絵本は、あらかじめ消防車に用意されていたものだった。同消防署では事故に遭った子どもたちを落ち着かせるため、何冊かの絵本を入れた袋を3年ほど前から用意している。これらの本は、米信用組合「Rimrock Credit Union」や児童書出版社「Usborne Books」から提供されたものという。
キャメロンさんは「この絵本は子どもたちに落ち着きを与え、ストレスフルな状況の中で感覚を取り戻すためのアイディアでした」と明かす。
「事故現場では、理解が及ばない事態が多発し子どもたちは動揺します。もしそこで私たちがそうした複雑な状況を説明する絵本や、消防士の仕事について説明する絵本を持ってきて、さらにぬいぐるみなどもあれば良い組み合わせになると思います。」
「私たちはこうした状況を日常的に対処していますが、子どもたちと同じ状況を経験した保護者では対応できないかもしれません。子どもたちが落ち着きを取り戻すことで、大人も平常心を取り戻すことができるのです。」
画像は『Billings Fire Fighters 2021年9月30日付Instagram「It’s the little things.」』『KTVQ 2021年10月1日付「Photo of Billings firefighter reading to child at fire scene goes viral」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)