子供の教育やしつけのことで人と意見が対立した経験を持つ親は少なくないだろう。このほどアメリカ在住の母親が、7歳の息子にお金の価値と責任を教えるためにはじめた取り組みをTikTokで披露し、興味深い議論を巻き起こした。動画が投稿されたのは今年6月だが、『The Mirror』『The Daily Star』などが9月末に報じたことで広く拡散された。
TikTokで「CraftedAndCozy」の名前で活動している米フロリダ州オーランド在住の母親は、7歳の息子に毎月の家賃や電気代を請求している。その内訳は家賃の5ドル(約550円)、電気代とインターネット代をそれぞれ2ドル(約220円)、合計で月に9ドル(約1000円)だという。
子供のうちからお金の価値や責任感を学ばせたいと思い、この取り組みを始めたという母親は、TikTokに投稿した動画の中でこのように明かしている。
「7歳になる息子には毎日やるべきことがあります。ベッドメイキングや歯磨き、脱いだ服を洗濯カゴに入れる、バスルームを掃除する、おもちゃを片付けるなどどれも簡単なことです。息子はこのリストに書かれていることをすべて実行すれば、一日1ドルもらえます。そして毎月その中から家賃、部屋の電気代、それにiPadのインターネット代を支払います。」
「私たちがこの試みを始めて2か月ほど経ちますが、結果は大成功です。この取り組みは彼に1ドルの価値と責任を教えてくれて、息子はお金のバケツが2つあることを理解しました。1つは自由に使えるお金の、もう1つは請求書のお金のバケツです。自分で得たお金の一部は支払いのために使わなければならず、残りは遊びのお金だと理解しています。どのように分けてどう使うかは本人の責任次第です。」
彼女は実際に息子から支払われたお金には手をつけず、