今月11日、北アイルランドで行われていたクリケットの試合中に、犬がグラウンドに侵入して猛ダッシュでボールを追いかける珍事が起きた。このハプニングには選手も笑顔で対応しており、実況者も笑いを止めることができなかった。『IrishCentral』などが伝えている。
当時、試合会場ではクリケット女子オールアイルランドT20カップ(Women’s All-Ireland T20 Cup)の準決勝の試合が行われていた。
北アイルランドのマグヘラマソンという町にあるブレディクリケットクラブのグラウンドで開催され、ティロンを拠点とするチーム「Bready Cricket Club(以下、BCC)」と、首都ベルファストにあるチーム「Civil Service North of Ireland Cricket Club(以下、CSNI)」の対決であった。
試合の映像にはBCCの選手が投球し、CSNIの選手が打ったボールが外野へと飛んで行く様子が映っている。そしてBCCの野手がボールを拾って返球しようと振りかぶった瞬間、リードを引きずりながら全力で走る1匹の犬が画面に映り込んだ。
2人の実況者は犬の姿を目にすると「おお? 犬だ!」と驚いているが、すぐに画面が切り替わったので解説を続ける。そしてボールを受け取った投手が再び送球すると、地面に転がったそのボールを乱入した犬がキャッチしてしまったのだ。これには実況者も「犬がボールを捕ったぞ!」と2人で大笑いが止まらない。
当の犬は嬉しそうにそのまま駆け回っており、