スコットランドでアマチュアサッカーの試合中、ゴール目前で乱入した犬がスーパーセーブをしてしまうというミラクルが起きた。こぼれ球を他の選手が押し込んだが、審判はこのゴールを無効にしたという。この犬の登場で試合の流れは大きく変わり、劣勢だったチームが逆転勝利して試合は終了したと『Daily Record』などが伝えている。
スコットランドのウェスト・ダンバートンシャー西部アレクサンドリアにあるサッカー競技場「Argyll Park Sports Pitches」で今月25日、同地域に拠点を置くサッカークラブ「ヴェイル・オブ・レヴィンAFC(Vale of Leven AFC)」と「ファーガスリー・スターA.F.C(Ferguslie Star A.F.C)」の試合が行われていた。
2-1でファーガスリー・スターA.F.Cがリードしていた時、同チームのロス・ハミルトン選手(Ross Hamilton、26)が仲間からパスを受けた。ロス選手がノーマークのまま独走状態でゴールへ向かっていくと、ピッチの外からゴールデン・レトリバーが走り込んできた。
当時の様子が映像として残されているが、相手を引き離すチャンスを逃すまいと全力で走るロス選手と、画面右奥から犬が元気よくゴールに向かって走っていく様子が映っている。そしてゴールキーパーを避けるようにゴール右側へ放たれたシュートは、なんと乱入した犬にぶつかってしまったのだ。
その後、こぼれ球をチームメイトがゴールに押し込んだが、審判の判断でこのゴールは無効になってしまったという。試合は続行されたが犬の乱入で流れは大きく変わってしまったようで、途中同点にまで追い付かれた。そして最終的には2-3でロス選手のチームは負けてしまった。
犬にシュートを邪魔されてしまったことについて、