陸上のケンブリッジ飛鳥選手が10日、およそ3か月ぶりにSNSを更新した。彼は先日閉幕した東京五輪の代表入りを逃したが、その前向きなメッセージに「やっぱりケンブリッジがいないと盛り上がらない! パリには戻って来てください」「みんなが、それを固く信じています!!」とたくさんの激励の言葉が届いている。
2016年8月リオデジャネイロ五輪陸上・男子400mリレー決勝でアンカーのケンブリッジ飛鳥選手は“世界最速”の元陸上男子短距離選手ウサイン・ボルト氏(ジャマイカ)と並走し、日本が銀メダルを獲得した場面を今でも覚えている方は多いだろう。リオデジャネイロ五輪で一躍時の人となったケンブリッジ飛鳥選手は2016年末にプロに転向し、多くのCMに起用されるなど日本陸上短距離界のスター的な存在となった。だがその後は伸び悩む時期が続き、2017年の世界選手権では日本が銅メダルに輝いた400mリレー決勝でメンバーから外れ、その後はケガにも泣かされてきた。しかし2020年は好調を取り戻し、8月のナイトゲームズ・イン福井男子100mで自己ベストの10秒03をマーク。延期になった東京五輪の代表入りに期待が膨らんだが今年、左ハムストリングスを痛めたケンブリッジ選手は十分なトレーニングができないまま、6月24日に行われた男子100mの日本選手権に挑むこととなる。結果は10秒44と5着で、東京五輪の代表争いから早々に脱落した。2020年は調子が良かっただけに、東京五輪の1年延期を惜しむ声がケンブリッジ選手ファンから多く聞かれたものだ。
8月10日の『ケンブリッジ飛鳥Aska Cambridge(c_aska9)Instagram』には、