「プールの水は定期的に厳しい微生物検査を行っており、健康と安全に関するリスクはゼロに等しいです。お客様から水が緑色だというご指摘をいただきましたが、私たちはトロピカルな熱帯環境を売りとしている施設ですので、緑色は適切であると考えています」と記載している。
これに関してユーザーから「水が緑色なのは酸化しているせいだよ。タイルなどに付いた汚れのせいで緑色に見えることもある」と指摘する声が届いたが、施設側は「緑色に見えるのではなく、プールの水そのものが緑色なのです」と明言した。
さらに「プールの水の一部はボアホール方式で採水され、安全のために行う処理や加えた化学物質との反応により、深い場所では少し緑がかった色になります。これは見た目の問題だけであり、定期的な検査で安全性は保たれていますので驚いたり嫌悪したりしないでください」と処理による影響でプールの水が緑色であると説明した。
しかしいくら安全であるとはいえ先入観が勝ってしまうようで、ネット上では「誰がこんな色のプールに入るの?」「わざと緑色にするのって、良いアイディアではないと思うけど」「実際にキレイか汚いかは関係なく、見た目が汚いし気乗りしないよね」とネガティブなコメントが相次いでいる。
なお同施設は1200万ポンド(約18億円)を投資してパークを拡張し、4つの巨大な新しい乗り物とプールサイドをアップグレードした上、ロッカー、シャワー、トイレなどを増設したとも公表し、これまでになく最善の状態であるという。
モーさんは事実無根であると主張するレビューについて「オンラインレビューサイトは投稿されるコメントの事実確認に責任を負うべきであり、真実ではないレビューや荒らしのためのコメントを排除するべきです」と見解を述べた。
一方で「しかし私たちも完璧ではありませんので、今回の少数の意見も考慮することは重要です。私たちはお客様の意見に耳を傾けることで、イギリスを代表するウォーターパークの1つに成長しました。32年間で1200万人の来場者にご満足いただいていることが、それを証明しています」と謙虚な姿勢を見せている。
画像は『The Daily Star 2021年8月15日付「Families shocked at ‘green water’ and ‘disgusting’ changing rooms at waterpark」(Image: StokeLive/ WS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)