ミック・ジャガー、キース・リチャーズらが結成した「ローリング・ストーンズ」に1963年1月に加入。デビュー当時から、バンドのオリジナルメンバーとして活躍した。
ジャズから影響を受けたチャーリーのドラミング・スキルには定評があり、2006年にはリンゴ・スターやキース・ムーンらと並び、モダン・ドラマー・ホール・オブ・フェイムの殿堂入りを果たした。
2004年6月には首の横にしこりが発見され、咽頭がんと診断された。放射線治療を含む4か月の闘病生活の末、最終的には全てクリアになったと判断されていた。
回復後はストーンズの活動に復帰し、バンド22枚目のスタジオアルバム『ア・ビガー・バン』の制作を開始した。当時チャーリーは、医師が早期にがんを発見してくれたことを「非常に幸運だった」と明かしていた。
チャーリーの訃報を受け、ローリング・ストーンズのメンバーがそれぞれのSNSで追悼の意を表した。
ミックは2010年1月にチャーリーがスイスのカジノで、自身が率いるバンド「The ABC and D of Boogie Woogie」でパフォーマンスをする写真を公開した。
続いてキースはチャーリーのドラムキットの写真を公開、誰も座っていないキットの前に、「クローズド」のサインが掛けられている。
ミックとキースは共に写真のみでチャーリーを偲び、メッセージなどは記さなかった。
ロニー・ウッドはチャーリーとのプライベートなツーショットを公開、「愛してるよ、僕の双子の仲間。寂しくなるな。君は最高だ」と悲しみを吐露した。
ストーンズの元ベーシスト、ビル・ワイマンはチャーリーのモノクローム写真を公開し、「チャーリー、君は僕にとって兄弟のような存在だった。バンドでも人生でも。安らかに眠ってくれ」と綴った。
画像は『The Rolling Stones 2021年8月25日付Instagram』『Mick Jagger 2021年8月25日付Instagram』『Keith Richards 2021年8月25日付Instagram』『Ronnie Wood 2021年8月25日付Instagram「I love you my fellow Gemini」』『Bill Wyman 2021年8月25日付Instagram「Charlie, you were like a brother to me.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)