大会名物であるイチゴのヘタの取り方を教わり「今日は新しいことを2つ学んだわ」と述べたという。
ウィンブルドンでは伝統的にイチゴに生クリームをかけた「ストロベリー&クリーム」が販売され、会場でイチゴを食べるのが習慣だ。大会期間中は約200万個のイチゴが消費され、大会の公式販売店ではイチゴの絵入りグッズも販売されるほどだ。
キャサリン妃と対話したキッチンのスタッフは、昨年の大会が中止になった時、シェフやレストランのスタッフが自己隔離している地元住民に200食以上の食事を提供したというエピソードを話した。
ウィンブルドンのスタッフとも交流した妃は「昨年は中止になってしまいましたが、戻ってくることができて嬉しいです。皆様が仕事に戻られたと聞いて喜んでいます。それに観客や応援を見ることができたこともです」と喜びを明かした。
その後キャサリン妃は「ウィンブルドン・ローン・テニス博物館(Wimbledon Lawn Tennis Museum)」を訪問し、センターコート100周年記念の特別展を含む展示物を鑑賞した。
反射速度を測定するゲームに挑戦した際には「このことについては、誰も教えてくれなかったの。ズボンをはいて来るべきでした」と言い、「角にあるのが特に難しい。横方向の動きがあるから、バランスを養うのに素晴らしいプログラムですね」とゲームの感想を伝えた。
なおこのゲームでキャサリン妃は、30秒で24点を獲得した。ちなみに世界最高記録は56点とのことだ。
画像は『Wimbledon 2021年7月2日付Instagram「A warm welcome back to our Patron, HRH The Duchess of Cambridge」』『Duke and Duchess of Cambridge 2021年7月2日付Instagram「The return of Wimbledon」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)