こう綴っている。
「確実に本物に見えるよう、ヨークシャーティーで染めたのです。(みなさんご存じの一番濃い紅茶ですね)」
「レースの部材それぞれを小さなボウルに入れ、ティーバッグと冷たい水でボウルを満たし、5分ほど置いておきました。完璧な色合いを出せるまで定期的にチェックしながらね。」
「洗礼着制作の各ステップで、エリザベス女王に進捗をご覧いただいていました。最初は胴着、そして次は胴着に縫い付けられる袖、ペチコート付きのスカート、そして最後に完成形のガウンをと順にご覧いただきました。エリザベス女王は、ガウンの制作過程に非常にご興味が湧いていらっしゃったようです。着手から完成までおよそ9か月を要しました。」
そしてオリジナルを完璧に再現した新しい洗礼着に最初に袖を通したのは、2008年に洗礼を受けたレディ・ルイーズ・ウィンザーの弟でエドワード夫妻の第2子セヴァーン子爵ジェームズである。これ以降、ウィリアム王子夫妻の3人の子供達、ジョージ王子(8)、シャーロット王女(6)、ルイ王子(3)、そしてヘンリー王子夫妻の第1子アーチー君(2)が着用し洗礼式が行われてきた。
ヘンリー王子がこの洗礼着を今年6月に生まれたリリベットちゃんの洗礼式のために、アメリカに持ち帰りたいとエリザベス女王に打診し断られたとも報道されている。次にこの紅茶で染色されたドレスに袖を通すのはどのロイヤルベビーになるのだろうか。
画像は『Duke and Duchess of Cambridge 2018年7月10日付Instagram「The Duke and Duchess of Cambridge, Prince George, Princess Charlotte, and The Duke and Duchess of Sussex arrive for the christening of Prince Louis at the Chapel Royal PA」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Aya Nezu)