現地時間21日に95歳の誕生日を迎えたエリザベス女王が、夫・エディンバラ公フィリップ王配の逝去後初となるメッセージを公開した。現在女王は喪に服しているため、誕生日当日はウィンザー城で静かに過ごした。また恒例の祝賀式典なども中止された。
エリザベス女王が誕生日を迎えた英時間21日朝、バッキンガム宮殿の公式SNSが女王の写真を公開した。投稿には「本日は女王陛下の95歳の誕生日です」として、以下のような言葉が綴られた。
「女王は1926年4月21日、ロンドンのメイフェアにあるブルトンストリート17番地で生まれました。後のジョージ一世とクイーンマザーとなる、ヨーク公爵と夫人の第1子です。」
「現在王室はエディンバラ公フィリップ王配の死に伴う喪中のため、女王陛下は今年の誕生日をウィンザー城で過ごします。」
エディンバラ公フィリップ王配が英時間9日に逝去後、王室は2週間にわたり喪に服している。葬儀は17日に営まれたばかりだ。女王は誕生日もウィンザー城で静かに過ごしたが、少数の王室メンバーが女王を訪問したもようだ。
また投稿には、女王が2020年2月に英国情報局保安部(MI5)の本部に公務で訪れた際の写真が添えられた。パープルのジャケットと帽子を着用した女王がほほ笑む1枚だ。
フォロワーからは「お誕生日おめでとうございます」といった言葉や、女王を思いやるこのようなコメントが多数届いた。
「女王陛下万歳! 陛下のご治世が長く続きますように。」
「心からお祝い申し上げます。困難な時期を過ごす女王のことを思っています。」
「フィリップ王配がそばにいないという、いつもと違う状況で過ごさなければならないことに同情します。今日は皆が女王のことを思っていますよ。」
この投稿の数時間後、