ニランシさんの髪には12年ぶりにハサミが入れられ、この時の様子は動画に収められた。
動画では、カットされた髪の束を渡されたニランシさんが「オーマイゴッド。信じられないわ」と言いながら自分の髪にキスをし、「愛しているわ」と言って抱き寄せる姿が見て取れる。またリップラインで揃えられ、ふんわりと仕上がった新しい髪型を初めて目にしたニランシさんは、「ビューティフル! 私はプリンセスのようよ!」と興奮を隠しきれない様子だった。
一方で12年間毎週、娘の髪を洗い、乾かし、梳かすケアを続けてきた母カミニベンさん(Kaminiben)は「娘の長髪がなくなってしまって寂しいわ」と涙を流しつつも、「あなたは美しいわ」とニランシさんとハグし、新たな一歩を踏み出した娘を祝福しているかのようだった。
なお、この日切られた長さ約190センチ、重さ266グラムのニランシさんの髪はきれいに束ねられ、まずは米カリフォルニア州ハリウッドにある博物館「リプリーズ・ビリーブ・イット・オア・ノット!(Ripley’s Believe It or Not!)」で、その後同じくハリウッドの「ギネス世界記録博物館(Guinness World Records Museum)」で展示されることが決まっている。
ニランシさんは「今日は新しい始まりよ」と声を弾ませ、「短い髪がとても気に入っているの。私の髪がインドからアメリカに渡り、多くの人をインスパイアできると思うと嬉しいわ」と笑顔で語った。
ちなみにこのニュースには「短い髪がとても似合っていると思う」「ラプンツェルから白雪姫になったみたいね」「明るい笑顔がいいね」「母の涙に娘への愛を感じる」「母親にご苦労様と言いたい」「母と娘の関係が素敵」「12年間でどれだけのシャンプーを使ったのだろう」「手入れが大変だっただろうね」「12年間も髪を切らないでいたら、毛先の痛みは相当なはず。髪を切って正解」といったコメントがあがった。
画像は『ギネス世界記録 公式チャンネル 2021年4月14日公開 YouTube「Cutting the world’s LONGEST HAIR – Guinness World Records」』のサムネイル、『Guinness World Records 2021年4月14日付「Teen with world’s longest hair cuts it off after 12 years of growing it」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)