エディンバラ公フィリップ王配(99)の入院が長引く中、エリザベス女王(94)に2匹のコーギーの子犬が贈られた。愛犬家で知られる女王はこれまでにコーギーを数匹飼っていたが、昨年に“バルカン”が旅立った後、ロイヤルドッグは1匹だけになっていた。現在はウィンザー城で家族と離れて生活している女王だが、子犬達が元気を与えているようだ。『The Sun』が伝えている。
ロックダウン中の英国で、エリザベス女王は数名のスタッフとともにウィンザー城に滞在している。エディンバラ公フィリップ王配も一緒に生活していたが、先月16日に入院し、転院先の病院で心臓手術を受けていた。王配は今後数日間は病院で療養生活を送るため、女王は城で孤独な暮らしを続けることになる。
英紙『The Sun』によると、ウィンザー城に住む女王のもとに2匹の子犬が届けられたのは、フィリップ王配が入院した後だという。王室を知る情報筋は同紙に「女王は、大変喜んでいます」と明かし、ロイヤルドッグの重要さについてこのように話した。
「女王がコーギーを全く飼わないなんてことは、考えられません。言ってみれば、ロンドン塔に名物のカラスがいないようなものです。犬達が来てわずか数週間ほどしか経っていませんが、とても可愛くて城での生活に馴染んでいますよ。フィリップ王配が入院している間、2匹が城内に多くの賑わいとエネルギーを与えているようですね。」
エリザベス女王は18歳の誕生日プレゼントとして迎えたコーギーの“スーザン(Susan)”を飼い始めて以来、スーザンの子孫にあたるコーギーやドーギーを30匹以上飼ってきた。しかし2015年には、女王自身が亡くなった後に何も残したくないとの理由から、