このほどバッキンガム宮殿がエリザベス女王(94)の夫、エディンバラ公フィリップ王配(99)が転院先の病院で心臓手術を受けたことを公表した。王配は先月16日から入院しており、今月1日に別の病院に転院したばかりだった。手術は成功し、経過は良好とのこと。王配はあと数日間、入院生活を続けて治療と療養を行うという。
英時間4日、バッキンガム宮殿は声明で「エディンバラ公は昨日、聖バーソロミュー病院で既存の心臓疾患の手術を受けました。殿下は数日の間、治療と安静、療養のために入院します」と公表し、エディンバラ公フィリップ王配の心臓手術が成功したことを伝えた。
王配は滞在先のウィンザー城で体調を崩し、先月16日にロンドンのキング・エドワード7世病院(King Edward VII’s Hospital)に入院、今月1日には市内の聖バーソロミュー病院(St Bartholomew’s Hospital)へ救急車で転院したことが報じられた。
同日、バッキンガム宮殿は声明を発表し「エディンバラ公フィリップ王配が本日、キング・エドワード7世病院から聖バーソロミュー病院に転院しました。同病院にて医師達が引き続き感染症の治療に当たるほか、検査や既存の心臓疾患の経過観察が行われる予定です」と伝えていた。同病院は心臓病のあらゆるケースに対応する国内有数の病院で、最先端の治療が受けられるという。
王配は2011年のクリスマス準備中に胸の痛みを訴え、ケンブリッジシャーのパップワース病院に入院した後、冠動脈の閉塞のために血管形成術とステント治療を受けた。2013年に腹部の診査手術を受けた際には11日間の入院生活を送ったが、