発酵した梨を食べた野生のリス、酔って放心状態に(米)<動画あり>
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フェンヤは弱っていく一方だった。ゾウは非常に感情的な動物で、ストレスや外傷が身体に及ぼす影響は計り知れない。やせ細ったフェンヤの体は歩くことも辛いようで、ゆっくりとしか歩けなかった。そして保護されてからおよそ3週間後の3月11日、フェンヤは絶命した。救いだったのは、最期の数日間は安全な敷地内で、おいしい果物、優しい人々、そして象の仲間と過ごしたことだった。
フェンヤのように、密猟者の罠にかかる動物は増加傾向にある。失業者が増えると、生活のため野生動物を捕獲する者が増えていくからだ。フェンヤを救い、常に見守ってきたHERDの設立者アディン・ルアデさん(Adine Roode)は、こういった人々について「彼らは生きるために必死だから、私たちが捕まえて過ちを正すことはできない」と述べている。またフェンヤとの別れはつらいものだったが、一緒にいた時間が満ち足りていたこと、チームがフェンヤから多くのことを学び感謝しているというメッセージをFacebookに投稿している。
画像は『HERD Elephant Orphanage South Africa 2021年3月13日公開 YouTube「Farewell to Baby Elephant Orphan, Snare Victim, Fenya」』のサムネイル
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)