母娘間での譲渡はあまり良くないのではないかという声も届いた。
この指摘を受けて、上原は新しいひな人形を用意するべきかを実母に相談したところ、「迷信も信じなくて、たいして信仰心もないくせに、ほんと変な子ね」と笑い飛ばされてしまったという。さらに「気になるなら新しいの買えばいいけど、いい物は高いわよ」と言われたそうだ。
結局、長女のために新しいひな人形を購入するかは検討中だという。上原は「両親の思いのこもったお雛様は、私だけでなく、娘も、娘がいつか子供が生まれるような事があれば、その子の事も守ってくれるパワーがある気がする」とひな人形への思いを綴っている。
ひな人形の母娘間の譲渡については、2019年に日本人形協会が否定的な無料漫画を発信して議論となった。無料漫画の内容を解説したプレスリリースには「母親のひな人形を娘に譲ることは母親の厄を娘に引き継がせることになってしまいます」「一人に一飾りずつ持つべきもの」と記されていた。
もちろん母親から娘への譲渡がないわけではなく、地域によっても差があるようだ。上原のブログには「私も娘にお雛様を譲りましたよ」「大事なのは大切に思う心」というコメントが見受けられる。上原がどのような決断をするのかはまだ分からないが、自身が大切にしてきたひな人形を愛娘に譲ることを素敵だと思っているファンは少なくないようだ。
画像は『Sakura Uehara 2020年10月31日付Instagram「H&Mでお揃い」』『上原さくら 2018年3月3日付オフィシャルブログ「私のお雛様の大きさは…」、2021年2月22日付オフィシャルブログ「私の宝物を娘へ…!!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 すぎうら)