大橋は「声のキーが…『トーンが高かった』と言われて『ちょっとアレでは答えられない』」とふかわの説明を再現すると、出演者たちは一瞬絶句した。ふかわによると、テンション高く聞かれると、それを上回ったテンションで答えないとならないため答えづらく、そのため大事なことを聞くときは下から低いトーンで聞かなければならないそうだ。これに2002年にテレビ東京に入社し、アナウンサー職を続けてきた大橋未歩も「はあ?」と思ったという。
その後1週間ぐらいふかわと目を合わせられなかったという大橋だが、ふかわについて「繊細な方で、その繊細さが手に余るときがある」と語っていた。同じくふかわのことを「まあ、繊細っちゃあ繊細」とかつて述べていたのが、ふかわと同期(1994年デビュー)で同い年の有吉弘行だ。
2020年12月4日放送のトークバラエティ番組『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)で、有吉弘行がふかわりょうについて「パブリックイメージとしても世間の人と一緒だと思う。神経質なバカ」と言い切ると、マツコ・デラックスは「そんな風に世間は思ってるの?」と突っ込んだ。『5時に夢中!』で週に一度共演しているマツコは「もうちょっと楽に生きればいいのにな…と思う」と漏らしていたが、友人を作らず“孤高の芸人”と言われる一方で、ふかわはタモリや内村光良から可愛がられているという。“シュールの貴公子”とも称されたふかわ。その繊細さや個性が活かされ、芸能界で長く活躍しているのだろう。
画像2~4枚目は『大橋未歩 2020年5月7日付Instagram「くだらなくも愛すべき日々のはじまりはじまり」、2020年7月15日付Instagram「昨日の番組は、コロナ禍で」、2021年1月25日付Instagram「土曜の #すべらない話 を観て」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)