何頭かは近場にあったフェンスの中へ追いやったが、大半の牛は3~4キロほど道路を走り続けた。最終的には多くの人の協力により、牛を道路から追い出し囲いの中へ誘導することができた。幸いにも人や牛にケガは無かったという。
この珍事件の目撃者だったドルー・レンツさん(Drew Renz)は「こんなにたくさんの牛が国道を走っているなんて信じられなくて、思わず二度見してしまったよ」と述べている。
またメリッサ・コクズマンスキーさん(Melissa Kuczmanski)も帰宅中に道路を走る牛の群れを目撃したそうで「牛たちはお互いを追いかけているような感じでしたね。みんな目が輝いていて、とても楽しそうでした」と明かした。
今回のハプニングについて、デレクさんは「過去にもユニークなシチュエーションはいくつかありましたが、大量の牛が道路を走っているのは初めてのことですよ。牛は3マイル(約4.8キロ)以上の距離を走り続けていたので、相当疲れている様子でしたね。パトカーで帰宅するという取り組みのおかげで、迅速に対応することができましたし、とても有効な取り組みですね」と語った。
牛が無事に囲いの中へ入れられてから約1時間半後、牛たちは警察官や農家、ボランティアたちの手によって持ち主のもとに返されたそうだ。ラポート郡警察は、逃げ出した牛の牧場主を特定することは無いと公表している。
画像は『southbendtribune.com 2021年2月9日付「Herd of calves ‘mooooove’ down U.S. 35 in LaPorte County stampede」(Photo provided: MWLISSA KUCZMANSKI)』『madison.com 2021年2月8日付「Watch now: 75 cows flee Northwest Indiana farm, stampede miles across major highways」(Provided)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)