「時間があれば夜遅くまでダンスをしているのよ」と笑った。
そして「何度も心が折れそうになった時、常に助けてくれたのはかけがえのない“家族”だった」と明かすと、こう続けた。
「私にとって一番の支えは祖父、叔母を含む家族だった。特に1年半前に亡くなった父は私の全てだったわ。父は私が学校でいじめられて『もうこんなの嫌よ。私は耐えられないわ』と泣きながら帰宅すると、決まってこう言ったの。『くじけるんじゃないよ。君なら乗り越えられるから』とね。」
「そしてもう一人、私にとって父のような存在なのが、生後1か月の時から定期検診を受けてきたマルコ医師(Dr.Marco)よ。医師は私のことをよく理解してくれているし、会うことをとても楽しみにしているの。」
マルコ医師は遺伝学の専門家で、カワナさんは最近、約1年ぶりに医師のもとを訪れた。
マルコ医師はカワナさんについて「彼女はとても素敵な女性だが、これまで一番心配だったのは精神面の発達だった。病気に対する偏見がついて回るからね。でも最近はTikTokで成功して、落ち着いてきたんじゃないかな。彼女は自分の可能性を見出したのだと思う」と語り、久々の再会を喜んだ。
もうすぐ23歳を迎えるカワナさんは最後に、自身についてこう述べている。
「私はファンや家族、医師に支えられてラッキーだと思う。だから今後のことを考えると、わくわくしてくるの。でもその一方で、私が様々な困難を乗り越えてきたことを理解して欲しいと思う。多くの人に私のことを知ってもらいたいわ。」
「だって私のフォロワーたちはこう言うのよ。『彼女ができるなら、私にだってできる』とね。」
ちなみにカワナさんの動画を見た人たちは、次のような感想を述べている。
「彼女をいじめた人は、彼女のような美しい心、内面の強さ、勇敢さを一生持つことができないと思う。」
「先天性疾患のある子供を見捨ててしまう親がいるなかで、彼女の父親は素晴らしい人だったと思う。たくさんの愛をもらったんだね。」
「自分に自信を持ち、敬い、知性を持っている人こそ美しい。彼女はそれに値すると思う。」
「醜く生まれる人なんていないよ。私たちが一方的に判断しているだけ。そういう社会に生まれてしまっただけなんだ。」
「人生は時にとても残酷。自分で外見は選べないからね。でもあなたが物事をどう見るかによって、人生は変えられる。」
「内面の美しさが一番大切。あなたはとても強い。」
「美の基準なんてない。誰もが『重要で、愛されている』と感じるべき。」
「医師と彼女の心のつながりも素敵。温かい人たちに囲まれている彼女は幸せだと思う。」
画像は『Shake My Beauty 2021年1月29日付Instagram「I hope that my story can reach a lot of people」』『Born Different 2021年1月28日付Facebook「Only 20 People In History Were Born Like Me」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)