コメントを書き始めたきっかけについて次のように明かした。
「私の店には中国伝統の料理が多数あるので、料理を知らないお客様が食べたいものを注文できていなかったのです。注文してみたら辛すぎたり脂っこすぎるものだったりと、残念な顔をする人をたくさん見てきました。時には全く手を付けずに残されてしまうこともありました。それで料理の説明を書こうと思ったのが始まりです。」
最初はいくつかのメニューにだけ記載していたが、好評だったため全部のメニューにコメントを載せることにしたそうだ。
フェイガンさんは「全部に書く必要は無いかなとも思ったのですが、多くのお客様が『面白い』『助かる』と言ってくれて。励みになってすべて書き切りました」と話している。
キムさんの投稿は今月18日の時点で7万件以上の「いいね」が寄せられており、このツイートのおかげで翌日と翌々日には来店客が増えたという。さらにその翌日、ラジオ番組『CBC Radio Live』のインタビューを受けたところレストランにはさらに客が押し寄せたそうだ。
フェイガンさんは「私たちはただ、自分たちにもお客様にも正直にありたいだけです。料理に期待しすぎて欲しくないですし、そのせいでがっかりしてもらいたくもありません。うちは完璧なレストランではありませんが、お客様に満足してもらえるよう、毎日ベストを尽くしています」と正直に述べている。
画像は『Global News 2021年1月15日付「‘Not that good’: Montreal Chinese restaurant goes viral over honest menu」』『Aunt Dai OnlineMenu「Orange beef (Chén Pí Niú Ròu)」、「General Tao chicken (Zuǒ Gōng Jī)」、「Satay sauce beef (shā chá niú ròu)」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)