イタリアで生まれ、今では各国あるいは地域ごとにオリジナル生地や具が存在するピザ。米ニューヨークでは一風変わったピザが人気のようだ。
ニューヨーク中心地にある居酒屋「Sake Bar Hagi」は、タイムズスクエアから2ブロックという絶好のロケーションに店を構える。やきそばやお好み焼き、鳥の唐揚げといった日本料理の定番メニューは大人気で、わざわざ遠くから足を運ぶ人もいるという。混雑している日は入店まで2時間待ちもあるほどで、最近2号店もオープンした。
この居酒屋で話題になっているのが「ピザ天ぷら(Deep Fried Pizza)」である。ピザだけでも相当のカロリーだが、スライスしたピザに衣をつけて揚げた一品は日本料理が持つ“ヘルシー”なイメージとはほど遠い。13年前から働いているスタッフは「私が働き始めた時からメニューにありましたよ」と語る。この店では知る人ぞ知る一品なのだ。
料理評論家らは『eataku.com』『buzzfeed.com』などで「熱々でテーブルに運ばれてくるピザ天ぷらは、中に入っているチーズがトロリ。それでいて衣はサクサクで絶品である」「意外に軽くてクリスピー」と大絶賛。ローカルビジネスレビューサイト『Yelp』でも「これは病みつきになりそう」「こんなに美味しいとは。自分でも作ってみたい」といった声があがっている。
しかし一方で、「揚げすぎてピザの味がしない」「カロリーが高すぎる」といった辛口コメントも多数見受けられる。中には「スコットランドではどんな食材だって揚げてしまうんだ。私が最初に食べたピザも揚げてあったから、このメニューには驚かないね」といったユニークなものまであった。
このピザ天ぷら、1皿5.5ドル(約625円)で提供している。
出典:http://www.buzzfeed.com
(TechinsightJapan編集部 A.C.)