目前に迫るクリスマスに子供たちは心を躍らせ、サンタクロースからのプレゼントを待ち望んでいる。そんな中、アメリカのショッピングモールが開催したクリスマスイベントにてサンタクロース役の男性が自らの政治的な思考によって少年の希望を一蹴し、号泣させてしまった。母親に抱きつき、涙が止まらない少年の姿を見た人々からこのサンタへの非難が殺到している。『The Sun』『New York Post』などが伝えた。
サベラ・デカルロさん(Sabella DeCarlo)が12月7日、息子マイケル君(Michael)とサンタクロースとのやり取りを捉えた動画をFacebookに投稿したところ、話題となり拡散し続けている。
この日、サベラさんとマイケル君はシカゴ郊外ノーリッジのハーラム・アーヴィング・プラザ(Harlem Irving Plaza)で開かれていたサンタクロースに会うことのできるイベントへと足を運んでいた。
これはマイケル君にとって初めてのサンタクロースとの対面だったため、マイケル君はこの日をとても楽しみにしていたという。しかしマイケル君の楽しいクリスマスは、このモールで出会ったサンタクロースのせいで台無しになってしまった。
サベラさんの投稿した動画には「クリスマスに何が欲しいんだい?」と尋ねるサンタを前にして嬉しそうに、そして少し恥ずかしがりつつもマイケル君が「プレゼントに(おもちゃの)銃をください」とサンタに伝える姿が映っている。
マイケル君がサンタにお願いしたのはナーフ銃と呼ばれるおもちゃの銃で、発泡ウレタンの先端に軟質樹脂の弾頭をつけたダーツという弾を発射するものだ。安全性も高く、子供から大人までスポーツ感覚で楽しむ人も多い。
サンタクロースと息子のやり取りを微笑ましく見つめていたサベラさんだったが、