トムから怒鳴られたスタッフ2人はコンピュータ画面を確認する際にお互いの距離が近かったことから指摘を受けたもよう。さらにトムはこのように続けている。
「いいか、ハリウッドでは今、僕達のために映画を作っているんだ。僕達は何千もの雇用を生み出しているんだ、わかったかクソども!」
「それだけさ。謝罪はいらないよ。謝るなら僕達の業界が機能しなくなることで家を失う人々に伝えてくれ。」
「僕達はこの映画を中止させちゃいけない、わかったか? だからもしまたルールを破るものがいたら、退場させるからな!」
再び感染者が急増した英国では、11月5日から12月2日にかけて2度目のロックダウンが施行されていた。ロックダウン解除後は3段階の警戒レベルが導入され、国民の活動が制限されている。感染対策指針を忠実に守るトムだが、この件が報じられると「トムの物の言い方が酷い!」「過剰反応しすぎ」といった批判する声が多数あがった。
しかしトムに共感するセレブも見られ、俳優のジョージ・クルーニー(59)は「僕だったら個人的に話をする」と述べつつも「彼の行動は過剰ではない、本当のことだからね。きっと(ブチ切れる前に)10~15回くらい同じようなことがあったんじゃないかな」とコメントした。
また映画『天使にラブ・ソングを』のシスター役でお馴染みの女優ウーピー・ゴールドバーグ(65)も「これはトムの映画よ。もし彼が感染したら撮影は中止になる。撮影は続けられても、別のトムを連れてこられないでしょう」とトムの肩を持っている。
なおこの出来事の後、5人の制作スタッフが辞めたことが伝えられている。
画像4枚目は『Mission: Impossible 2020年12月1日付Instagram「@wellhayley’s new driving instructor @tomcruise.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MIE)