トム・クルーズ（58）主演の大ヒット映画『ミッション：インポッシブル』シリーズ第7作目がノルウェーでの撮影に入り、現地のホテル代わりとなる豪華客船2隻を1か月間貸し切った。撮影の遅延やスタッフの感染を予防するため豪華客船をレンタルしたが、およそ50万ポンド（約7000万円）が支払われたという。

映画『ミッション：インポッシブル』シリーズ第7作目の撮影は、新型コロナウイルスの感染拡大によりイタリア・ベネチアでの撮影が2月に中止になった後、5か月間休止していた。ようやく7月からイギリスで撮影が再開し、現在は舞台がノルウェーに移動した。同映画は2021年11月に公開を予定しているが、これ以上の撮影遅延を避けるため豪華客船2隻を貸し切ることにしたという。

『Variety』誌によると、現地のホテルは宿泊スペースが不足しているため、撮影キャストやスタッフを一か所に集めて新型コロナウイルスの感染リスクを避けるべく豪華客船をレンタルしたそうだ。

トム・クルーズらが貸し切ったとされるのは、ノルウェーのクルーズ運航会社「フッティルーテン」が運航する「MSヴェステローレン号」と2020年春に就航したハイブリッド客船「MSフリチョフ・ナンセン号」の2隻とのこと。50万ポンド（約7000万円）を支払い、ノルウェーで撮影する際の宿泊場所として8月末から9月末まで貸し切ったという。

「フッティルーテン」の広報担当者は、