白い繭のような卵を抱えていた。箱の中には張り巡らされたクモの糸も確認でき、お菓子の家に紛れ込んでから時間が経っているようだ。
楽しみにしていたお菓子にクモが混入していたとなれば、怒りを覚えてしまうかもしれない。しかし「お店の責任にしたくない」と思ったケイティさんは今月14日、Facebookに「Woolworthsさん、これって私が注文したものかしら? 2020年のオーストラリアでしかない出来事ね。クモは『出来上がったジンジャーブレッドの家を買ったんだ。作るより簡単だろ?』と言ってるわよ」とユニークに綴り、写真とともに投稿した。
この写真にはオーストラリアに住むユーザー達ですら驚いたようで、「信じられないな」「子どもを育てる家を探していたのかな」「クモの下にいるジンジャーマンが苦笑いしているように見えるね」「クモのために家を買ってあげたのね!」といったコメントが届いている。
さらにWoolworthsからもコメントが届き、「このクモは家を探していたようだけど、間違った家を見つけてしまったみたいだね。ハロウィンじゃなくクリスマスに驚かせてしまって申し訳ありません。よかったらそれをお店に送り返してください。住人のいないお菓子の家を改めて送ります」と謝罪している。
その後、ケイティさんは “ハンティ(Hunty)”と名付けたこのクモについて「ハンティは良い家が見つかるまでテラスにいるわ」と明かした。またケイティさんの話を聞いたクモ好きの友人が、ハンティを引き取りに来ることになったそうだ。
画像は『9News 2020年12月15日付「Mum finds giant huntsman spider in Christmas gingerbread house」(Supplied)』『Katie Gompertz 2020年12月14日付Facebook「Wait Woolworths this isn’t what I ordered?」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)