胸の大きなタトゥーについて次のように語った。
「デレックさんは施術中、痛みにじっと耐えていたよ。親が子供の名前のタトゥーを彫ることがあるけど、彼がしたことはそれ以上に意味があることだよね。父親が息子をこんなふうに思いやることができるなんて、素晴らしいと思う。このタトゥーでジュニア君の自意識も変わったんじゃないかな。2人のサポートができて本当に嬉しいよ。」
ちなみにデレックさんが息子に完成したタトゥーを見せたのは今月初め、ホテルのプールサイドだったそうで、ジュニア君はその時のことをこう振り返った。
「パパに『デレック、来てごらん。見せたいものがあるんだ』と言われて行ってみたんだ。そうしたらいきなりシャツを脱いで、胸の大きな母斑を見せてくれて。僕は嬉しかったけど、どうしたらいいか分からなかったよ。だってタトゥーのことは全く知らなかったんだから。」
デレックさんによると、タトゥーを見たジュニア君は目を真ん丸にし満面の笑みを見せて、そのままプールに飛び込んでしまったそうで「あれ以来、息子は私と一緒にプールに行くことを楽しみにしているようだよ」と明かすと、目に涙をいっぱいに溜めてこう語った。
「私はお揃いのタトゥーを入れることで、息子に『母斑があるのは君だけじゃない』って伝えたかったんだ。これで息子と私は一生涯、お揃いの母斑を持つことになるんだからね。つらい思いはしたけど、タトゥーを入れて本当に良かったと思っているよ!」
画像は『CBC Edmonton 2020年12月12日付Facebook「Alberta dad tattoos matching birthmark for son」』『CBC.ca 2020年12月11日付「This Alberta dad sat through 30 hours of tattoo pain so his son would feel better about birthmark」(David Bajer/CBC)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)