中国で鼻の美容整形手術を受けた女性が、施術したクリニックを相手取り損害賠償を求めている。彼女は美しい鼻を手に入れた代わりに、片耳の形状を変えられたことでワイヤレスイヤホンが使えない状態になってしまったのだ。『The Sun』『LADbible』などが伝えた。
中国・四川省成都市で今年9月に鼻の美容整形手術を受けたジャオさん(Zhao、31)という女性が、美容外科クリニックの対応に不満があるとして地元メディアを通じて訴えている。ジャオさんによると、鼻の手術を行ったクリニックが彼女の承諾なしに鼻に埋めこむ軟骨を耳の目立つ箇所から摘出したため耳の形状が変わってしまったという。
手術は朝の9時から正午頃まで続いたが、手術が無事終わった後に麻酔から気分良く目覚めたジャオさんは、新しく手に入れた美しい鼻に満足していたようだ。
しかし手術を受けてから4日後に何気なくワイヤレスイヤホンを装着したところ、右耳にイヤホンがフィットせずポロリと落ちてしまった。何度か装着するもすぐに外れてしまうため自分の耳を確認したところ、外耳道の入り口にあるはずの突起状の耳珠(じじゅ)が切除されて無くなっていることに気づいた。
ジャオさんは手術の際に鼻に埋め込む軟骨を目立たない耳の裏側から摘出するものと思っていたが、同クリニックは耳の目立つ箇所にある耳珠を切除してしまったのだ。ジャオさんはすぐにクリニックに連絡し、