マイケルにある悲劇が襲いかかったのだ。
「映画が始まって間もなくすると、トイレに行きたくなったんだ。残りの上映時間はずっと漏れそうなのを死ぬほど我慢していたよ。彼女には何も言えないし、そばを離れるわけにもいかない。だって彼女に背を向けることなんてできなかったからね。」
「あれは苦痛だったな。僕にとって最高の夜になるはずが、悪夢になってしまったんだ。尿意に耐えるという悪夢にね。」
マイケルの告白に爆笑したジミーは、ダイアナ妃が笑ったり拍手をして映画を楽しんでいたかを尋ねると、マイケルは「何度か笑っていたようだったよ。ただ熱狂的というわけではなかったけど」と冗談交じりに答えている。
当時のエピソードについて楽しく話したマイケルだが、実はプレミア当日、隣の席に誰が座るかを知らされていなかったという。
「映画が始まる直前まで、妃が隣に座ることに気付かなかったんだ。王室メンバーが来るっていうんで、僕らは全員立っていた。それで僕の隣の席が空いていたから、チャールズ皇太子かダイアナ妃のどちらかが座るんだろうと思ったよ。」
そして隣にダイアナ妃が来たわけだが、マイケルはこう語っている。
「もし皇太子だったら上映中、ずっと僕の隣に座っていたくはなかったと思う。でも映画鑑賞に来たのはダイアナ妃だった。彼女は素晴らしかったよ。優しい人だった。」
マイケルは今月初めに米誌『People』のインタビューで、最近は短期記憶が衰えておりセリフを覚えるのも困難になってきたと吐露。4作目の自叙伝『No Time Like the Future』では、「2度目の引退を迎える時期が来た」と俳優業からの引退を告白している。
Watching #BackToTheFuture with Princess Diana? 👑
It’s actually Michael A. Fox?! 😱@realmikefox clears up some interesting myths about him 👀 https://t.co/fpFP6gOfOU #FallonTonight pic.twitter.com/DQFoUsd6QX— The Tonight Show (@FallonTonight) November 19, 2020
画像は『The Tonight Show 2020年11月19日付Twitter「Watching #BackToTheFuture with Princess Diana?」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)