イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-ikumi

【イタすぎるセレブ達】ジョージ・ルーカス『スター・ウォーズ』で少年時代のアナキン登場に猛反対されていた「シリーズをぶち壊しにする気か!」

映画『スター・ウォーズ』シリーズを手掛けたジョージ・ルーカス監督が、新三部作エピソード1となる『ファントム・メナス』に9歳のアナキン・スカイウォーカーを登場させると伝えた際、配給元の20世紀フォックスから猛反対されたことを明かした。配給元の幹部らは「シリーズをぶっ潰すつもりなのか!」とルーカス監督に厳しい言葉を浴びせたという。

映画史研究家ポール・ダンカン著による『The Star Wars Archives. 1999-2005』が米国で12月に発売されることを記念し、『Polygon』が現地時間10日に内容の一部を紹介した。およそ600ページに及ぶ同署は、アナキン・スカイウォーカーがダース・ベイダーへと変貌する物語を描いた『スター・ウォーズ』新三部作(プリクエル・トリロジー)の詳細を探求したものだ。

『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』は、『スター・ウォーズ』シリーズのオリジナル三部作の序章で、アナキンの少年時代を描いた作品だ。旧三部作ではルーク・スカイウォーカーを主人公に、フォースをめぐる冒険を壮大なスケールで描く物語だった。新三部作エピソード1では、まだ9歳というあまりにも幼いアナキンにフォーカスを充てようとしたため、この落差が配給元の反感を買ってしまったのである。

1999年の公開時には大ヒットしたものの、当初は評論家やファンの間では評判がいまいちで失敗作とも言われていた。

『Polygon』によると当初、ジョージ・ルーカス監督の新三部作に対する熱意は20世紀フォックスの幹部達にも強く伝わっていたという。しかし少年時代のアナキンを登場させることが分かると、

1 2