当初はかなり抵抗を感じていたジョン。しかし自身の胸のうちを吐露したクリッシーに励ましや共感の手紙が数千通も寄せられたことで、妻の行動が多くの人々の心を動かしたことをジョンは後に知ることとなるのだった。
「妻と経験したこの悲しみを、他の誰かと共有できるなんて思いもよりませんでした。」
「(写真を公開したことが)多くの人達の心に響いたのです。それに気付けたことは僕にとってかなり大きな経験でしたね。妻の勇気ある行動には感謝しかありません。」
辛さや悲しみをわざわざ写真に残して公開するなんて―そう感じていたジョンも、多くの人達と気持ちを共有するなかで自身の考えにも変化が生じたようだ。
さらには我が子の死という辛い出来事を通して、結婚の契りや家族というものの意味も改めて考えたというジョン、その思いを次のように語っている。
「妻のことを、これまで以上に愛している自分がいます。」
「これまで2人で立ち向かってきたいくつもの困難は夫婦として、そして家族としての僕達の在り方をより確固たるものにしてくれました。」
「ともに添い遂げると交わした約束を真摯に受け止め、僕達はそれを大切に胸にしまっています。僕達の絆はこれまで以上に強いものになった、僕はそう感じているのです。」
ジャックくんが天国へ旅立ったあと、手首の下に筆記体で小さく“jack”とトリビュートタトゥーを入れたクリッシーとジョン。愛する息子への思いは、2人の強い絆のようにこれからも永遠に生き続けていくことだろう。
画像は『chrissy teigen 2020年11月24日付Instagram「John and I fought twice on how to do the #RMHC heart house and take a WILD guess who was right in the end!?!?!!」、2020年7月29日付Instagram「forever!」、2020年9月30日付Instagram「We are shocked and in the kind of deep pain you only hear about, the kind of pain we’ve never felt before.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)