プライベートでも付き合いがある仲良しコンビだ。ジャニーズではステージの立ち位置が左右対称であるメンバー2人のことを「シンメ」と呼ぶが、玉森と宮田はこのシンメの関係に当たり「宮玉」の愛称でファンに親しまれてきた。
だがBL売りはあくまでもネタのようなもので、ガチではないからファンも楽しんでいられる部分がある。今回のように本気のBLドラマが決定すると、多少戸惑ってしまうファンはもちろんいる。またdTVの公式Twitterが「第一弾は宮玉」というハッシュタグを付けていたことから、第二弾以降もあるのではないかという憶測が広がった。
キスマイには他にも北山宏光(35)と藤ヶ谷太輔(33)の「藤北」、千賀健永(29)と二階堂高嗣(30)の「ニカ千」など名物シンメが存在する。中でも「藤北」はファンの間で絶大な人気を誇り、「一見不仲そうだが、実は強い絆で結ばれている」というBLファンの心をくすぐるような関係性を保っている。dTVが第二弾をほのめかしたことで、ファンからは「藤北も来るかもしれないという謎の期待と不安が入り混じる」という声があがった。
BL好きのジャニーズファンにとって、それは「メンバー同士の絡みが可愛い」「仲良しな所を見ていたい」というライトなものだ。今回のようにあまりにもリアルすぎると引いてしまうファンがいるのも事実である。藤ヶ谷と北山に関しても絶妙な距離感を望む声が多く、あまりにも生々しいBLドラマが実現してしまうと一部ファンからは反発の声も出そうだ。
メンバー同士が絡まないと不満が募り、絡みすぎると若干引いてしまう。BL好きのジャニーズファンに夢を与え続けるためには需要と供給のバランスが難しい。何はともあれ今回の配信ドラマがキスマイにとって新たなる起爆剤となればいいのだが…。
(TechinsightJapan編集部 すぎうら)