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writer : ac

【海外発!Breaking News】「教師の能力が劣るわけではない」と語る全身タトゥーの小学校教師に物議(仏)<動画あり>

時には全く面識のない児童や親がいる学校で教鞭をとる。

シルヴァンさんは「初めてのクラスでは、外見だけを見て私を怖がる親や子供がいるけど、それは自然なことだと思う。でもきちんと挨拶をして『しっかりとした知識を持った教師』とわかると、『普通の人間と何ら変わりがない』と思ってくれるんだよ。子供たちに必要なのは2~3分かな。すぐに打ち解けられるんだ。時々校庭で遊んでいる私を見て、苦情を言ってくる人がいるけど、1000人に1人くらいだね。私のクラスで文句を言う親はいないよ」と明かし、こう続けた。

「タトゥーをしているからって、教師としての能力が劣るってことはないと思う。私はいつも全力で仕事をしているし、教師の仕事は大好きなんだ。それに子供たちは私を見て“寛容であること”や、“他人をリスペクトすること”を学んでくれると思っているよ。」

そんなシルヴァンさんの言葉を裏付けるように、教え子の1人はこう語っている。

「正直なところ、初めてタトゥーが入った眼球を見た時は怖かったわ。でも私の両親に『怖がる必要はない』って言われたの。今はどちらかというと、私の大好きな先生の1人よ!」

なおフランスでは、公立学校の校内などで宗教的な標章や服装を禁じているが、タトゥー自体は禁止されていない。しかしながらシルヴァンさんのタトゥーはここ数週間、マスコミを巻き込んで盛んに議論が行われており、特に低年齢の親から「教師として相応しくない」との声が多数あがったようだ。その結果、シルヴァンさんは幼稚園児の指導が禁止され、6歳から11歳までの子供たちのみを教えることになったという。

画像は『The Sun 2020年9月23日付「ART CLASS Tattoo addict primary school teacher Freaky Hoody with blackened EYEBALLS terrifies kids with all-over body art」(Credit: Social media)』『Sylvain 2020年9月26日付Instagram「Man cave」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

「自分の身体は芸術」と語るシルヴァンさん(画像は『Sylvain 2020年9月26日付Instagram「Man cave」』のスクリーンショット)

目にもタトゥーが!(画像は『Sylvain 2020年9月26日付Instagram「Man cave」』のスクリーンショット)

背中には大きなバラのタトゥー(画像は『Sylvain 2020年9月26日付Instagram「Man cave」』のスクリーンショット)

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