差出人は学生のようだ。
ブリタニーさんはハガキを受け取ったその日のうちに、地元のFacebookグループ「Positively Belding」で「この人を知っていますか?」と質問を投げかけており、すでに数人からロイさんについての情報が寄せられているという。
なかでも系譜学を趣味にしているロビー・ピータースさん(Robby Peters)は、こう明かしている。
「1920年の国勢調査によると、ロイさんはブリタニーさんの自宅がある場所に住んでいました。1887年にカナダから移住し、ノラ・マードックさん(Nora Murdock)と結婚しています。手紙の送り主はノラさんの女きょうだいの娘フローレンス・フロシー・バージェスさん(Florence ‘Flossie’ Burgess)である可能性が高いようです。」
またこのハガキは多くのメディアにも取り上げられており、ブリタニーさんは反響の大きさに驚きながらもこう語った。
「私が引っ越してきたのは2年前なので、前の家主の手紙が届くことはありました。でもまさか100年前とはね…。調査は今も続行中ですが、もし家族が見つからなかったらハガキはベルディングの博物館に寄贈しようと思っています。」
ちなみに『FOX 17』によると、郵便局に持ち込まれる古いハガキや手紙はフリマやアンティークショップ、ネットなどで購入されたものであることが多く、ハガキに切手が貼られて宛先の住所が明確であればできる限り配達されるという。
画像は『The New York Times 2020年9月11日付「Dated 1920, a Postcard Finally Gets Delivered」(Brittany Keech)』『Brittany Keech 2020年9月8日付Facebook「Ok so i received this in the mail today.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)