イギリスのある民家で行われていたリフォームの最中、ビンに入ったメモが発見された。それは33年前、当時3歳の女の子が2人の兄と一緒に自宅のキッチンに隠したメモだった。そこには2年前に亡くなった兄の手書きのメッセージもあった。『Republic World』『The Sun』などが伝えている。
英北部ウェスト・ヨークシャーのリーズ市ギーズリーにある民家でリフォームのための解体作業が行われていた。キッチンで作業中、業者が中に紙が入ったガラスの瓶を発見した。発見されたメモには当時の日付や名前が入っており、その写真がFacebookに投稿された。
キンバリー・コルベックさん(Kimberley Colbeck、36)はこの投稿を見つけ、自分たちが書いたものだと気が付いた。メモには33年前、1987年の日付が記されており、キンバリーさんは当時3歳で、兄のアンドリューさん(Andrew、当時12歳)とクリストファーさん(Christopher、当時8歳)と共にメモを書いたという。その頃にキッチンのリフォームを行っており、タイムカプセルとしてガラスの瓶に丸めたメモを入れ、仕上げる前の壁の中に隠したのだ。
キンバリーさんはこのメモを見た時、思わず泣いてしまったという。それはアンドリューさんが2年前に亡くなってしまったからだ。「アンドリューの手書きの文字を見て、感極まりました」とキンバリーさんは話しており、