「それを放送で言うな!」と注意した土屋も「塙さんの場合は事務所にも言ってるし、そこのスタッフさんにも『辞めたい』って言っているからね。ついにリスナーにも言い始めた」と続けた。
「一番長くやってますからね、『カイモノラボ』も千葉テレビも。10年やってるんですよ」と話す塙。『カイモノラボ』は美容機器など話題の商品を扱う深夜の通販番組だが、長く出演してきたことで土屋は「『これ売れるな』と分かってくる。通販で売れるやつは見ている人が一回試したくなるのがポイント」と勘が働くようになったそうだ。もう1つの千葉テレビのレギュラー番組とは2011年1月にスタートしたナイツ初の冠番組『ナイツのHIT商品会議室』のことで、ナイツが企業の商品・サービスなどをヒットさせるための会議を行い、アイデアを駆使してヒット商品やサービスを生み出していき、商品に絡めた漫才も披露するもの。実兄でお笑い芸人「はなわ」の代表曲『佐賀県』から塙宣之も佐賀のイメージがあるが、塙は千葉県我孫子市生まれで小学5年生で父の転勤により佐賀県に引っ越ししたがこれまで一番長く住んでいたのは我孫子市だという。実家は現在も我孫子市にあり、塙は我孫子市のふるさと大使を務めている。
塙がそのような縁のある番組を6年前から「辞めたい」と言いつつも、出演し続けていれば周りから冗談だと思われるのも仕方ないかもしれない。しかし出水アナから「(放送内容を)文字に起こされたらきついですよ」と言われた塙は「どんどん起こしてください!」と記事化を大歓迎していて本気さもうかがわせる。折しも、同ラジオ番組の冒頭で毎回披露する時事漫才から77本を厳選した書籍『ナイツ午前九時の時事漫才』が7月31日に発売された。「本も『カイモノラボ』でできない?」と通販しようとする塙に、土屋は「『辞めたい』というやつ、紹介しないよ!」と言い放って、降板したがっている相方をやり込めていた。
画像2枚目は『TBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」 2020年8月1日付Instagram「今日の生放送もお楽しみに!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)