堺雅人主演によるTBS日曜劇場『半沢直樹』に、第5話から女優の西田尚美が新キャストとして加わった。西田は自身のTwitterで8月11日に「後半戦の半沢直樹に出るのです」と告知しており、初登場となる16日にはオンエア前に映画『南極料理人』(2009年)で堺と夫婦役を演じたことを振り返りつつも「半沢の現場」では緊張して撮影に臨んでいると心境を明かしていた。そんな西田尚美が、プライベートで『半沢直樹』の影響力を実感したようだ。
西田尚美は当初、女性ファッション誌『Junie』や『non-no』でモデルを務めていたが、1993年10月期放送のTBS系ドラマ『オレたちのオーレ!』で女優デビューする。沖縄を舞台とした映画『ナビィの恋』(1999年12月)では祖母・ナビィ役の平良とみさんと共演すれば、2003年10月期から2クール放送された唐沢寿明主演のフジテレビドラマ『白い巨塔』で裁判の鍵を握る看護師・亀山君子役を演じるなど様々な役柄を務めている。
バイプレイヤーとして福山雅治主演ドラマ『ガリレオ』シリーズの劇場版『真夏の方程式』(2013年)で殺害されたホステス・三宅伸子役を熱演すれば、一方ではNHKのコントバラエティ番組『LIFE!~人生に捧げるコント~』のコントやトークで見せる姿とのギャップが大きな魅力だろう。
『半沢直樹』で西田尚美が演じるのは、帝国航空のメインバンクである開発投資銀行で帝国航空を担当する企業金融部第四部次長の“鉄の女”こと谷川幸代だ。政府系銀行という立場から谷川は国土交通大臣の白井亜希子(江口のりこ)が帝国航空に債権を保有している各銀行に「一律7割の債権放棄」を求める案を支持しており、帝国航空の経営立て直しを進めようとする主人公・半沢直樹(堺雅人)とはその点で意見が対立する。
そんな西田は、