TBS系日曜劇場『半沢直樹』は、8月16日放送の第5話から主人公・半沢直樹(堺雅人)が帝国航空の再建に向けて動き出した。これまでは東京中央銀行内部における権力や陰謀との戦いだったが、これからは帝国航空のメインバンクや政府というさらに大きな相手が半沢の前に立ちはだかる。そんななかで重要な存在となるのが国土交通大臣・白井亜希子(江口のりこ)と帝国航空のメインバンク・開発投資銀行の“鉄の女”こと谷川幸代(西田尚美)だ。
第5話では半沢直樹が帝国航空の実態を調査するなか、東京中央銀行から出向して財務担当役員の座に就く永田宏(山西惇)の不正を暴く。山西惇は堺雅人が主演したNHK大河ドラマ『真田丸』(2016年)で、北条家の重臣で外交僧として知られる板部岡江雪斎役を務めたことがある。堺雅人演じる主人公・真田信繁(幸村)とは緊迫した場面もあったが、今回の『半沢直樹』では役員という立場を利用して私腹を肥やす憎たらしい役柄を熱演した。
山西惇は第5話のオンエア後、Twitterで「真田丸以来となる堺さんとの対決、最高のスタッフ、共演者の皆さんのおかげで楽しくやらせていただきました」と撮影を振り返りつつ「腐った肉の臭い、、改めて聞くと凄い台詞ですね」と半沢から浴びせられた言葉を噛みしめていた。
国土交通大臣・白井亜希子役の江口のりこも堺雅人と共演した経験があるという。15日放送の情報バラエティ番組『王様のブランチ』に堺と江口がインタビュー出演した際に、釈由美子主演ドラマ『スカイハイ』(2003年)で共演したことをお互いに「覚えている」と盛り上がった。
堺は「いい女優さんだなと思っていた」と江口の印象を話しており、