忌野清志郎さんが2004年11月にリリースしたシングル『JUMP』だった。
RCサクセションをはじめとするバンドやソロで『スローバラード』、『雨あがりの夜空に』、『トランジスタ・ラジオ』や『デイ・ドリーム・ビリーバー』(THE TIMERS名義)、『パパの歌』など数々のナンバーを残しながら、忌野清志郎さんはがんと闘病の末2009年5月2日に58歳で亡くなった。今でも命日にはラジオで清志郎さんの名曲が流れるなか、よく耳にするのが『JUMP』である。
菅田将暉はかつてファッション誌『VOGUE JAPAN』(2017年10月号)で伝説のロックスター5人を演じた際に、インタビューで「ロックスターと聞いてイメージする人は?」と聞かれて忌野清志郎さんを挙げ「ザ・ロックスター! という感じがします」と答えていた。
『サワコの朝』では「とある曲」を作るにあたり、歌詞の世界観や曲調のテンポ感など「目標とする曲」として選んだのが『JUMP』だったと明かした菅田。自粛期間で暗い気持ちになったり、悲しいニュースも多かったが「それだけで終わるのもしゃくだな」と考えるなか「ザ・ロックスター!」が歌う『JUMP』が「今一番刺さる曲」だったという。
オンエアの翌日、『忌野清志郎 Official』公式Twitterにて『サワコの朝』で菅田将暉が「今、心に響く曲」に『JUMP』を挙げたことを紹介したところ、視聴者から「こうして若い世代の方々にも何かを感じそれを伝えてくれるって素敵。清志郎一緒に歌ってるかな」と反響があった。
画像2枚目は『忌野清志郎 Official 2020年4月2日付Twitter「ハッピーバースデー!2020.4.2」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)