ためしにグレッグさんの頭にチーズウィズを乗せてみると、なんとジャックスはチーズをなめるのに夢中で爪切りに抵抗しなくなったのである。
「家族にとってすごく愉快な出来事だったんだ! ジャックスもご褒美をもらえたしね。」
もともとジャックスは犬用の塩スティックをなめるように、日ごろからグレッグさんの頭の汗をなめたりしていたという。この缶スプレーのチーズを使った作戦は見事ジャックスの気を引くのに大成功、リー家で今後も採用されることになった。ただし20分かかる爪切りの間に何回かチーズの補充が必要なため、グレッグさんの後ろには常に娘が待機してチーズウィズを追加しているそうだ。
「ピーナッツバターも試してみたけど、あれはベタベタしてだめだったよ。」
そう語るグレッグさんは「前の犬の爪切りの時には、口輪をはめて、犬の上に覆いかぶさって押さえなければならなかった。ジャックスにはそんな風にしたくないんだ」と明かしている。
ローデシアン・リッジバック犬は頑固でとても強く、また食べものですごくやる気を出すことで知られている。よってジャックスが本気で抵抗するとグレッグさんでもなかなか押さえられないだろう。このチーズウィズ作戦はグレッグさんにも、またご褒美をもらえるジャックスにとっても最も平和的な解決策になったようだ。
画像は『UNILAD 2020年5月5日付「Virginia Guy Squirts Cheese Whiz Onto Bald Head To Distract Dog While Clipping Nails」(Kennedy News and Media)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 YUKKE)