買い物と認識し注文最終確認を問うアレクサに「イエス。大好きよ」と無邪気に答えていたことが判明した。そして程なくして子供向けの大きなドールハウスと、4ポンド(約1.8kg)のシュガークッキー、合計162ドル(約1万8000円)もの商品が届けられた。
その後、いきなりソファーが届いて頭を抱えたイザベラさんはワンクリックで購入できる機能をAmazon側でオフにしてもらい、内情を聞いたAmazonから「ソファーは送り返さずそのまま使ってもよし、誰かに寄付してもよし、いずれにしてもソファーの金額を全額返金する」と申し出があったという。またドールハウスとクッキーで1万8千円もの大人買いを引き受けてしまったブルックちゃん宅のアマゾン・エコーにはチャイルドロック機能を作動させ、PINコードを入れないと商品を購入できないように設定がなされた。大きなドールハウスは子供病院に寄付されたそうだ。
大人が簡単に注文できるということは子どもにとってもハードルが低いわけであるが、意図的ではなかったとはいえ、すぐにコツを掴んでしまうのはさすが吸収力や柔軟性の長けた子どもならではだろうか。
他にも今どきの子どもならではの面白いニュースがある。ドイツのボンに暮らす男の子が2013年にクリスマスに向けてサンタさんに手紙を書いた。「サンタさんお元気ですか? 僕は元気です。僕がクリスマスに欲しいものはこれです」という文章に続いたのは、なんとAmazonの商品ページのURLだったのだ。いまやURLで欲しい物をおねだりする時代になったのか。サンタさんも「パソコンやスマホは苦手…」などとは言っていられないようだ。
画像は『ABC News 2017年1月6日付「6-Year-Old Mistakenly Orders Dollhouse, Cookies Worth $162 While Chatting With Amazon Echo」』『NBC 7 San Diego 2019年7月4日付「Tech-Savvy San Diego Toddler Accidentally Buys $430 Couch While Playing With Mom’s Phone」(Photo credit: NBC 7 San Diego)』『Metro 2013年12月1日付「Is this the best or worst ‘Dear Santa’ letter ever?」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)