大道芸やサーカスなどで人を楽しませる象徴とも言えるピエロだが、欧米ではピエロに異常な恐怖心を持つ“ピエロ恐怖症”を抱える人が多い。このほど南アフリカで、コーヒーを淹れてくれなかった息子に対してピエロの格好をして本格的ないたずらを仕掛けた母親がいた。もともとピエロ恐怖症だった息子にとっては強烈すぎる仕返しになったようだ。『LADbible』などが伝えている。
南アフリカのハウテン州ヨハネスブルグに住むルアン・ベッカーさん(Ruan Becker、20)が先月14日、Facebookに投稿した動画が話題になっている。動画には母親が仕掛けたいたずらにルアンさんが引っかかり、恐怖で雄叫びをあげる様子が捉えられていた。
いたずらに至った原因は、朝食時に母親のへスター・グリーフさん(Hester Greeff、41)から「コーヒーを淹れて欲しい」と頼まれたのをルアンさんが断ったことにあった。母親のちょっとしたお願いを断ったばかりに彼はこの後、トラウマ級の恐ろしい体験をすることになる。
ルアンさんは当時、へスターさんのボーイフレンドのジェニー・ボタさん(Jannie Botha、44)に自宅前にあるゴミ箱へゴミ出しを頼まれたようだ。言われた通りに外のゴミ箱へと向かったルアンさんは、何の疑いもなくゴミ箱の蓋を空けた。
その瞬間、ゴミ箱の中に静かに座っているピエロの姿が彼の目に飛び込んで来た。ルアンさんは雄叫びにも似た悲鳴をあげ、持って来たゴミを地面に散らかしたまま自宅の中へと逃げ込んだ。実はこのピエロ、