現在は芸能活動と並行して「ネットの危険性」「トラブル対処法」「人権」などの講演活動を行っている。
その彼が「3月中旬にドイツを旅行した神戸大生3人が感染」との報道を受けてSNS上で学生を特定しようとする動きがあることに対して、Twitterで「個人情報を晒す行為が正義だと考えているかもしれません」とその危険性を指摘した。
「怒りがSNSを通じて爆発感染すれば、人の命を奪うこともできます。ネットリンチで感染は防げない。言葉の暴力はウイルスと同じくらい危険だと意識してほしい」というスマイリーキクチの言葉に「重みがある…」と反響があった。
あるエリアで感染者が発生したところ市の保健機関では部署の電話が鳴り止まなかったという情報とともに「昔から噂好きのおば様はみえましたが、SNSが発達した昨今はその進化バージョンが沢山現われてウンザリです」という声や「コロナハラスメントですね。会社でも平気で行われています」といった声があり、「言葉の暴力」はSNSに限らず見受けられるようだ。
古坂大魔王はピコ太郎が『PPAP』の「ペンパイナッポーアッポーペン」をウイルス対策の手洗いバージョンにリメイクした動画『PPAP-2020-/PIKOTARO(ピコ太郎)』を公開したが、それに対して一部から批判されたようだ。6日にTwitterで「こんな時に、こんな事をやっても…皮肉ったり文句言ってくる人もほんのわずかいる。もう…何やってんだよ」とため息まじりにつぶやいた。
さらに「時間がもったいないよ。君の人生、今が一番若いのよ? 人を落としても自分の位置が上がったわけじゃない。みーーんなで上がれば良いじゃんか! 勝てる奴が勝って引っ張ってもらう!」と呼びかけたところ、「大賛成! 世界中が同じ困難に向かう時! 本当に珍しい危機的状況だからこそ、みんなで同じ方向向きたいですね」、「いつも元気をありがとうございます。ネットのせいで余計に不安を煽られる事もあるけれど、こうやって好きな人に簡単にメッセージを送れる時代にうまれて良かったです。これからもずっと大好きです!」といった共感の声が届いている。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)