亡くなる数週間前からホスピスに入院しケアを受けていたが、最期は多臓器不全を起こして息を引き取った。
父ブランドンさんは息子の死を受けて、胸のうちをこう明かしている。
「ジャクソンが妻を『マミー(Mommy)』と呼び、私を『アディ(Addy)』と呼んだこと、学習しながら成長したこと、これらは全て医師が『できない』と否定したことです。息子の成長は、医学書のどこにも書かれていません。誰もジャクソンがこんなにも長く生き、『できない』と言われたことを克服していくとは思いもしなかったのです。」
「いつかはこの日が来るのはわかっていましたが、いつになるのかは知るすべもありませんでした。ジャクソンを失った心の痛みをどうやって癒したらいいのか、私にはわかりません。ただ言えるのは、私が息子を誇りに思っていること、いなくなって心に大きな穴が開いてしまったこと、そして彼が私の人生に大きな影響をもたらし、多くの人々に感動を与え続けたことです。」
また自身のSNS「Jackson Strong」に、ブランドンさんは次のように綴り、息子を追悼した。
「ジャクソンは奇跡の子。ヒーローでした。どんなにつらく深刻な状態であっても、全ての命は歓迎されるべきなのです。全ての命に価値があり、大切にされるべきです。」
「ジャクソンの美しく輝く青い瞳を、そして完璧な笑顔を私は決して忘れないでしょう。」
「ジャクソン、愛しているよ。いつか天国で、完璧な姿で走って笑う君に会えることを楽しみにしているよ。先に行って楽しんでいてくれよ。君は、最高に完璧で、最高に可愛くて、最高に強い、小さな男の子だったよ!」
画像は『TODAY 2020年4月7日付「Jaxon Buell, boy born with part of brain missing, dies at 5」(Courtesy Buell family)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)