「NAACP Image Awards」でプレジデント賞を受賞した。「NAACP Image Awards」は全米黒人地位向上協会(NAACP)が開催し、映画、テレビ、音楽、文学の分野で功績があったアフリカ系アメリカ人のアーティストに与えられる賞だ。授賞式のスピーチでリアーナは、自分だけに焦点をあてるのではなく、人々が世の中を変えていくために立ち上がり協力しあうことの大切さを訴えていた。
「今夜の授賞式は、私のためにあるのではありません。私より、私達が行っている目的(協力しあい世界を変えていくこと)の方がより重要なのです。私ひとりの力は小さいけれど、私達が協力しあうことで大きな力になる。そのために私が世界で果たしている役割はほんとうに小さなものであり、まだ終わってもいないのです。」
「もし私が何か学んだとするならば、世の中の問題を解決するには、私達みんなが協力しあわなければいけないということです。私達の気持ちが、ひとつにならなければいけないのです。」
さらにリアーナは、「私には関係ない」「女性や黒人や貧民層だけの問題」などといった考え方を浸透させるべきではないと強調した。そして会場にいる出席者に向けてこう語りかけている。
「今この会場にいるみなさんの中で、どれだけの人が自分と異なる人種・性別・宗教を持つ同僚やパートナーや友人をお持ちですか? たとえば、彼らがあなたと食事をしたいとしますよね。彼らがあなたを好きなら、これは彼らの問題でもあるのです。問題に立ち向かうときには、友人にも力を貸してもらうのです。」
画像は『badgalriri 2020年1月6日付Instagram「first selfie of the year doe. #2020」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)