リアーナが2012年に設立した「クララ・ライオネル財団」が、新型コロナウイルス対策の最前線で働く人々や疎外されたコミュニティのために500万ドル(約5億4千万円)を寄付した。さらにその後、リアーナが財団を通じて米国内で最も感染者の多いニューヨーク州に医療用防護用品を寄付したことが明らかになった。
米時間26日、ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事がツイッターを更新し、リアーナへの感謝の気持ちを綴った。
「ニューヨーク州に防護用品を寄付して下さった、リアーナとリアーナ財団に感謝いたします。我々は、あなたと多くの方々が助けてくれたことを心から感謝しています。」
クオモ知事の公式ウェブサイトでは、新型コロナウイルス感染拡大対策に必要な医療用品などを寄付した団体や企業の名前と寄付品の数を公表している。リストにはリアーナ財団(医療用の防護用品)をはじめ、ゴールドマン・サックス(マスク19万5千枚)やフェイスブック(手の消毒液約9500リットル)、ソフトバンク(N-95マスク140万枚)やユニクロ(マスク105万枚)など世界中の大企業や団体が名を連ねている。
またクオモ知事は同サイトにて、このように述べている。
「現在、ウイルスと闘っているニューヨーク州では、できる限りの助けを必要としています。」
「これらの寛大な企業や団体、個人の方々、毎日我々を支援しに来てくださる人々が緊急時の病院の対応能力を強化し、第一線で働く人々や手助けが必要な人達をサポートするという使命において、重要な役割を果たしているのです。」
リアーナは今年2月、